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犬の散歩中の行動と意味を考えてみよう


素敵な里親さんに出会うために

“犬の散歩中の行動と意味を考えてみよう”のコラムはこの下から始まります。

 

犬を飼ったことのある方であれば、当然のことのように犬との散歩は経験したことがあるはずですよね。 大型犬でも小型犬でも、室内犬でも、およそほとんどの犬が一日に数回の散歩が必要になります。 そんな犬たちがお散歩中に見せる「あの行動」、きちんと意味があるということはご存知でしょうか? 人間から見ると、いったい何をしているか全くわからないことでも、犬にとってはとても大切な行動である場合もあります。 散歩中に見せる犬の行動とその意味について、そのいくつかの例をここで紹介します。

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犬の散歩中の悩み

そんなに嬉しいのかな?綱を引っ張るEndFragment

お散歩が好きな犬であれば、お散歩に行く準備をしているときから待ちきれずに吠えたり走り回ったりして、飼い主さんを急き立てることがあります。

そういった犬に見られがちなのが、綱を引っ張ってぐいぐいと前に出ようとする行動です。

しかしこれは飼い主さんからすると、時に辛い場合もありますよね。

単純に犬のほうが走るスピードも早いですし、もし万が一、犬が道路に飛び出したり、通行人に飛びかかったりしたらと、不安は尽きることがなく、ついつい綱を緩める機会を失ってしまいがちです。

このようなとき、犬はどのような心境なのでしょうか。 これは結論から言うと、二つの理由があるとされています。

まず一つは、単に犬が好奇心旺盛で、早く先にあるものを見たい、もっと歩きたいと飼い主を引っ張っているため。

そしてもう一つは、犬は飼い主が散歩に連れていく時間を知っていて、その時間に合わせて飼い主を急き立てているため、「何をモタモタしているんだよ~」と、飼い主をひっぱっているためというものです。

いずれの理由にしても、一見かわいくて微笑ましいですが、犬と飼い主の主従関係という観点から言うと、あまり好ましい状況とは言えません。

そのため、飼い主の態度としては、犬に引っ張られたら犬のペースに合わせるのではなく、あくまでペースを作るのは飼い主である人間で、犬がそれに合わせるというように躾をすること。

そして、散歩に行く時間は決まっておらず、散歩は飼い主が「行く」と決めたときに連れて行ってもらえるんだ、ということを犬に解らせるのも重要なことです。

「こんなに喜んで、可愛いなぁ」と思うのは、私も何度も経験したことがあるので気持ちもわかるのですが、それだけで終わらせてはいけない問題を含んでいる行動ともいえるでしょう。

犬の散歩中の悩み

何か気になるの?匂いを嗅ぎ回っている

特に道端の電柱や立ち木などの根元で起こることが多いのが、この「におい嗅ぎ」です。 それも、食べ物のときのように2、3回で終わらず、ふんふんと鼻を鳴らして数分間じっくりと嗅いでいる、ということもありますよね。 実はこれには、とても重要な意味があります。 犬の嗅覚は、人間のそれよりもはるかに敏感で、一説には100万倍以上ともいわれます。 そしてこれは、犬が人間と比べて100万倍匂いを強く感じる、というよりは、100万倍「嗅ぎ分ける能力が高い」という方が正確です。 犬は、人間が目で物を見て情報を得ることが大半なのと同様に、鼻から多くの情報を得ているということです。 散歩中に犬が立ち止まって匂いを嗅いでいるということは、その匂いに何かを感じているということ。 たとえば知らない犬の匂いや、嗅ぎなれない何かの匂いがあるから、一体それは何の匂いなのか、それが犬なら、どんな犬なのか、という情報をしっかりと集めている状態です。 道路横断中であったり、立ち止まることが危険な場所でなければ、犬の気が済むまで、気長に待ってあげるとよいでしょう。

臭いをかぐワンちゃん

疲れちゃったかな?立ち止まったり座り込んだりする

お散歩をしていて、飼い主がもっとも困るのがこの瞬間でしょう。 犬が突然立ち止まったり、いくらリードを引いても動かなくなってしまうことがあります。 飼い主にしてみれば、突然歩かなくなってしまった理由がわからないので、どうしたらいいか困ってしまいますよね。 しまいには、まったく動かない犬にイライラ…などということも起こってしまうかもしれません。 犬が歩かない理由にはいくつか可能性がありますが、まずもっともわかりやすいのは体調が悪くなったり、なにか硬いものを踏んで怪我をしてしまった、などの場合が考えられるでしょう。 外傷があればわかりやすいですし、足をかばうような歩き方をしていれば、その可能性は高くなります。 もちろん、それなりに高齢の犬であれば、単純に疲れてしまったという場合もありえます。 次に、飼い主にかまって欲しくてわざと立ち止まった、ということもありえます。 これはこれで可愛い反応だとも思えますが、ここで「仕方ないなぁ」と犬に構ったり、おやつをあげたりすると、「立ち止まれば構ってくれる、なにかおやつをくれる」と犬は理解してしまい、癖になってしまうこともあります。 余談ですが、このようなところは人間に近いんですね。 そしてこのような場合には、犬が諦めて立ち上がるまで辛抱強く待ちましょう。 あるいは、ときどきリードを痛くない程度に引っ張ってあげるのもよいでしょう。 そして最後に、なにか苦手なものを見たり、そこで嫌な経験があるために立ち止まっていることもあります。 いつか大きな犬に出会って怖い思いをしたとか、そこで痛い思いをしたことがある、などの場合がそれです。 尻尾を丸めて口を食いしばったり、体をぶるぶるとふるわせていたり、といった恐怖を表す動作を犬がしていたら、まず間違いはないでしょう。 このような場合には、先ほどとは反対に、犬に目線を合わせてやさしく声をかけてあげて安心させたりといった対処が有効です。 また、どうしても歩けなくなってしまった場合には、犬を抱っこして別の場所まで連れて行ってあげるのもよいでしょう。

まとめ 犬が散歩中に見せるさまざまな動作には、犬自身の気持ちや犬の行動原理が反映されています。 人間の尺度では察しきれないものも数多くあるでしょう。 犬を飼っている飼い主さんは、それら犬の行動から、いま犬はなぜこのような行動をとっているのか、ということを理解することで、犬の行動の意味を知ることができ、散歩中でも適切に対処することができます。 自分の思い通りに動かないからといってイライラしたりすることなく、犬の気持ちを察しながら、楽しい散歩ができるようになれば、家族としてより強い絆を作ることができるでしょう。

犬の散歩を楽しむ

 

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