愛犬を捨てる前に!「飼い続けることが出来ない…」と思ったら

April 25, 2017

犬を家族として迎え入れる時、きっと誰もが愛情をもって一生面倒を見る覚悟でいると思います。


しかし、やむにやまれぬ事情で愛犬を飼い続けることが出来なくなる方もいらっしゃいます。


もし、自分がそんな立場になってしまったら、どうすればよいでしょうか。
 

 


飼い続けることができないときには

 

まず、最初に思い出さなければいけないことは、一生面倒を見ると誓ったときの覚悟です。

手放すことを決める前に、あらゆる方法を考えなければいけません。


それでも、どんなに努力をしても飼い続けることが出来ない事情が発生することがあります。

その時には、「自分の代わりに愛犬の面倒を見てくれる飼い主」を探してください。


今までの自分と同じように、もしくはそれ以上に、犬に対する愛情を注いでくれる飼い主を探してください。


犬も人間と同様に、ちゃんと心を持っています。


突然、飼えなくなったからと言って住み慣れた家から、そして可愛がってもらっていたあなたから、「出て行け」と言われたらならば、どれだけ悲しく辛い思いをするか。その気持ちは計り知れません。
 

新しい家族に、いじめられたり冷たくされることもあってはなりません。


今まで一緒に暮らしてきたあなた以上に、たくさんたくさん可愛がってくれる方を、一生懸命探してください。
 

まずは、ご近所さんを当たってみるのがいいかもしれません。
お散歩をしている姿を見かけていたり、愛犬に対して好意を持ってくれていた方がいれば、その方に相談してみるのも1つの手です。


職場や友達にも、犬が好きな人がいるかもしれません。
優しくて思いやりのある方の心当たりが、1つや2つはあるのではないでしょうか。


インターネットの掲示板を使うのも有効な手段です。
最近は里親募集の掲示板もたくさんありますので、そういうところへ掲示してみるのもよいと思います。


ただし、インターネットでは様々な方が連絡してきますから、その中から愛犬の事を想って優しく可愛がってくれる方を選ばなければなりません。

お互い入念にお話をした上で、愛犬を託しても良いかどうかを判断する必要があります


 

愛犬を捨てる前に


ご近所さん、職場の人や友人を当たってみてもそれでも見つからない。
あらゆる手段を講じて必死で探しても、愛犬を引き取ってくれる方が見つからなかった。その時は、犬を保護してくれる団体や、捨て犬のレスキューを行っているボランティアさんたちを頼りましょう。

私たちつなぐいのちを始め、犬の保護活動を行っている団体は保健所からの引き取りや、飼育放棄された犬や悪質ブリーダーからの引き取り等多岐にわたる活動を行っています。

犬を愛しているあなたにとっては、どこか他所の団体に愛犬を託すのは、少し気が引けてしまうかもしれません。

ですが、あなたが一生懸命、愛犬のために愛情を注いでいたこと、それでもどうしても飼えない理由ができたこと、代わりの飼い主を必死で探したが見つからなかったこと、それらのことをありのままに伝えれば、必ず期待に応えてくれると思います。

動物を愛する気持ちを持っている方が集まっている保護団体やボランティアの方々は、きっと愛情をもってあなたの愛犬を迎えてくれます。

そして里親募集に応募をしてきた里親さんともきちんと面会をし、きちんとした規定に従ったトライアルを通じて「この方なら大丈夫」と判断できたそのときには、新しい家族として愛犬を引き渡します。

そんな頼もしい方々に愛犬を託すことが出来れば、もう安心です。

ですが、それを最後にしてしまうのは少し寂しいし悲しいことです。
飼い主さんにとっても愛犬にとっても。

愛犬を引き取ってもらうことに感謝の気持ちがありましたら、少しでもかまいませんので、保護団体やボランティアの方々お力となって頂けませんでしょうか。

保護されている犬たちのお散歩でもよいでしょうし、譲渡会のお手伝いでもよいと思います。何らかの理由でそれらもままならないときは、
寄付という手段もあります。

お金であれば例えどんなに少額でも一助と成り得ます。

お金ではなくて物品でも助かります。
何が不足しているのかを聞いて、そうした物品を寄付するだけでも、どんなに助けとなることでしょうか。

手放さなければいけなくなった愛犬をはじめ、保護をされている犬たちの生活は、保護をした方々の熱意と愛情によって支えられています。

そうしたものにすがるのですから、愛犬を手放す側である方も、感謝の気持ちを伝えるのを忘れてはいけません。もちろん、愛犬へ対する愛情も。




新しい家族ができた時には

預けた愛犬の新しい家族が決まったとき、そのご家族が承諾をしてくれるのであれば、一度は足を運んでおくのも大切なことです。

犬は、最初に過ごした家族のことは、決して忘れません。

飼い主さんと共に暮らした日々で体験した、楽しかったことや嬉しかったことはもちろん、悲しかったことや寂しかったこともしっかり覚えています。

あなたが会いに行くだけでどれほど喜ぶだろうか、想像してみてください。

たった一度だとしても会いに行くことが、「君のことを嫌いになったわけではないんだよ」ということの気持ちの表れとして、犬にも伝わります。

そして最後になりますが、保健所にだけは連れて行かないようにしてください。

保健所は税金で賄われている自治体の施設です。少しの経費でも負担を無くすために、保健所に連れてこられた犬たちは、期日がきてしまえば止む無く殺処分とされてしまいます。

運の良いごく少数の犬は、保護団体やボランティアの方がに引き取られますが、結果として引き取ることが出来なかった多数の犬が殺処分にされているのが現状です。

つまるところ、犬を保健所に連れていくということは、犬に死刑宣告を与えるのと同じことなのです。

愛情を注ぎ可愛がっていた愛犬を、そんな目に合わすことだけは絶対にやめてください。

覚悟を決めて預かった命なのですから、もし愛犬を飼い続けることが出来なくなったそのときには、最善を尽くして命をつなげて頂ければと思います。

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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